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小麦粉の値上がり

~小麦粉の大幅な値上がり~
小麦粉の値上がりに関しては、2007年6月に小麦粉の価格改定についてでお話しましたが、あれから10ヶ月が経ち、この4月に輸入麦の政府売り渡し価格の30%アップが決定しました。

昨年4月が1.3%、10月が10%と合わせて、この1年間で41.3%の値上がりということになります。実際に輸入小麦が製粉されて小麦粉となり、弊社のような麺類製造元などに納入される時にはアップ率は政府売り渡し価格のアップ率に対して6~7割といったところになると思いますが、それにしてもこの値上がりは製麺業界にとっても打撃の大きいもので、また、ご承知のように、燃料費や包装資材も値上がりしており、弊社としましても価格改定を行わざるをえない状況となりました。

~麦の供給と価格について~
「小麦粉の価格改定について」でも紹介したのですが、農林水産省のホームページがアドレスの変更ををしたようなので、もう一度紹介します。このページは小麦粉に関して詳しく載っていますので興味のある方はご覧になってみると良いかと思います。

“麦の供給と価格について”

では、私も少し勉強してみようと思いますので一緒にみてみましょう。

“一番の麦の需給に関する見通し[20年3月]の麦の需給に関する見通し(平成20年3月)(PDF:585KB)から。”

~麦製品の価格動向~
ちょっと5ページ目に注目。「麦製品の価格動向」のところ。これを見ると、めん類の価格は平成20年1月時点で平成15年の価格水準に戻ったといったところです。

だたし、4月以降、更に値上がりが予想されますので、そうなるとデータのある平成9年以降では、最高値になることが予想されます。

また、外国産麦の売渡価格については、24、25ページに書かれています。

また、国内産麦の入札については、27ページから書かれていますが、30ページを見ると、国内産麦の入札価格も、データのある平成12年以降では、過去最高値となっています。

~デュラム小麦の値上がり~
実は、主要5銘柄の輸入麦の値上がり以上に値上がりしているのが、スパゲッティの原料のデュラム小麦です。

1.平成20年4月期における輸入麦の政府売渡価格の決定について(PDF:18KB)のページが輸入麦の政府売渡価格の決定通知文ですが、2ページ目の「平成20年政府売渡価格の主要5銘柄の輸入麦の売渡価格表」のすぐ下に、“デュラム小麦の入札結果は19年8月と比べて71%の上昇”とあります。

そして、ニュースではあまり報道されませんが、
実はそば粉もかなり値上がりしています。

今回は“小麦粉価格の値上がり”というタイトルなので、そば粉の値上がりについては、次回お話してみたいと思います。

~小麦粉価格の今後の動向~
小麦粉の価格が今後どうなるのかということですが、これはよく分かりません。個人的な予測というか、カンでは、今回4月の改定分が価格上昇のピークでそろそろ落ち着くのではないかと思っています。(希望的観測ですが・・・)

小麦粉価格の上昇の要因としては、2007年のオーストラリアの干ばつによる小麦の不作が上げられますが、来年は良さそうな話も聞きます。

また、中国、インドなどの食料需要の増大は続くでしょうが、バイオエタノールの原料となるトウモロコシなどへの転作による作付面積の減少に関しては、バイオエタノールに対する問題点(穀物価格の上昇による食料価格の上昇もそのひとつ。)なども指摘されているので、このままバイオ燃料への切り替えが加速することはないのではないかと思うからです。

しかし、実際のところ、その辺のことは詳しくないのでよく分かりません。ただ、これ以上、価格の上昇が続かないようにお願いしたいものです。

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