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取り寄せそばランキング

~新そばの季節到来~
秋は、新そばの季節です。収穫時期は9月~11月ぐらいで、北海道から徐々に南下していきます。新そばの風味、旨さを是非、味わいたいものですね。

そこで今回は、日本経済新聞のニッケイプラス1(2007.9.15)の「何でもランキング」に載っていた「おすすめの取り寄せそば」のランキングを紹介したいと思います。

~取り寄せそばランキングの調査方法~
そばのランキングを見る前に、調査方法から・・・楽天やヤフーなどが運営するネット通販の売れ筋を参考に、「蕎麦Web」の片山虎之助編集長の推薦をふまえ、つゆとセット販売のそば25品目を選定。専門家14人に試食してもらい、香り、味、つゆなどの項目で採点、集計したというものです。

専門家14人・・・安部文枝(フードライター)、井上明(オールアバウト「そば」ガイド)、岩崎信也(そば研究家)、上島寿子(フードライター)、鎌富志治(そばコンサルタント)、上条雄司(紀伊国屋商品部)、小山剛(ザ・ガーデン商品部)、関根二三夫(川越蕎麦の会講師)、土田千春(そば愛好家)、永村聡子(そば愛好家)、花房美香(おとりよせネットの達人)、藤田千秋(蕎麦流石店主)、ほしひかる(江戸ソバリエ認定委員)、町田成一(「dancyu編集長」)

以上となっています。

「楽天やヤフーなどが運営するネット通販の売れ筋」、「蕎麦Web」の片山虎之助編集長の推薦から25品目を選定と商品が限定されている感はありますが、ランキングを見てみましょう。

~取り寄せそばランキング~

1位
おお西(長野県上田市)
モチのような食感の「発芽そば」
6人前4,725円 冷凍1ヶ月 744ポイント
2位
老梅庵(三重県四日市市)
そばの殻もひきこんだ田舎風の十割そば
2人前1,365円 冷凍1ヶ月 700ポイント
3位
山笑(長野市)
上品な味の十割そば。そばの実は戸隠産と八ヶ岳産
4人前3,150円 冷蔵4日 690ポイント
4位
いずるや(栃木県栃木市)
つなぎに小麦粉と卵を使用。のどごしのいい八割そば
1,300g3,300円 冷蔵3日 626ポイント
5位
玉谷製麺所(山形県西川町)
太切りの田舎そば。箱付きの板そばもある
10人前1,580円 冷蔵7日 622ポイント
6位
芦屋かぶらや(兵庫県芦屋市)
そばの実すべてをひきこんだ風味が豊か
2人前2,000円 冷蔵3日 578ポイント
7位
かわい庵(東京都品川区)
石臼でひいた独自のそば粉を使用
1人前630円 冷蔵5日 570ポイント
8位
善州庵(長野市)
信州産のそば粉を使った八割そば
※6人前4,100円 冷蔵5日 554ポイント
9位
そばぶるまい(長野県松本市)
細めのめんでつるっとしたのどごし
4人前2,700円 冷蔵5日 538ポイント
10位
麺本舗吉粋(札幌市)
北海道・幌加内産のそば粉を使用
3人前1,050円 冷蔵4~5日 522ポイント
(注)価格(つゆ付き。送料別、※のみ送料込み)

このようになっています。

そば専門家の選んだランキングなので、そばにこだわりのある方は一度、これらのお店のそばを食べてみるのもいいかと思います。

~取り寄せそばランキングと価格の関係~
このランキングは、「香り、味、つゆなどの項目で採点」ということなので、たぶん価格のことはあまり基準に入っていないのではないかと思いますので、1人前つゆ付きの価格がどの程度なのかちょっと計算してみます。(小数点以下四捨五入)

1位の「おお西」は、4,725円÷6=787.5円。以下、「老梅庵」682.5円、山笑787.5円、「いずるや」はグラム表示なので、一応150gを1人前と考えると381円、「玉谷製麺所」158円、「芦屋かぶらや」1,000円、「かわい庵」630円、「善州庵」は、唯一送料込みの価格なので、一応送料を600円とすると、583円、「そばぶるまい」675円、「麺本舗吉粋」350円となります。

そばの価格には作る手間(手打ちであるとか)、そば粉の値段など様々な要素で決定されていると思いますが

この表を見る限りでは「玉谷製麺所」の158円という価格は、2位の「麺本舗吉粋」と比べても、半分以下という価格で、しかも5位にランクインしています。そういった意味では、お勧めなんじゃないかと思います。

「いずるや」も取り寄せそばランキングで4位、価格でも3位とお買い得感はあると思います。

しかしこれも、「取り寄せそばランキング」と「価格」の順位を比べただけの話なので、各そばにそれぞれの特徴があり、一概にどのそばが良いとはいえないと思います。どのお店もホームページを持っているので、そちらを見ればより詳しい情報がわかると思います。

~長野県はそば処~
さて、そばの地域性を見てみましょう。
取り寄せそばランキングに4つ長野県のお店が入っています。

長野県といえば信州そば処、やはり、そのブランド力は強いといえます。

そして、大きく分ければ、やはり東日本に集中しています。

そば、うどんの歴史で関東は「そば」関西は「うどん」という話をしましたが、なか川(広島県)でも、そばとうどんを比べると売上の8割方はうどんで、食文化の地域性というのはかなり強いものがあると思います。

そば、うどんの地域性の話が出たので、ついでにラーメンの話をすると、日本全国、満遍なくよく食べられているのはラーメンだと思います。

ご当地ラーメンランキングでも話したように、札幌、喜多方、博多ラーメンなどは、全国的にも人気が高く有名ですが、各都道府県にそれぞれのご当地ラーメンがあるといってもいいぐらいだと思います。

~なか川のそばのご紹介~
なか川は創業明治23年、マツナ醤油醸造店を前身に、昭和23年、中川製麺工場を併設し、醸造技術を活かしたダシづくりと麺づくりを行っている麺の老舗です。

そばも各種製造しており、業務店用には、冷凍そば、生そば、茹でそば等の製造、個人様向けにも、半生そば、冷凍そばを製造しております。

半生そばの中には、山の芋でこねたそばや豆乳でこねたそばなどもあり、長年の経験を活かした独自の製法で、温かいダシでお召し上がりいただく場合、そばを湯がいたお湯に直接ダシを入れていただくだけで、簡単に調理出来、しかも、茹で湯にそばの風味を逃がすことなく、そばの旨みをまるごと味わえる逸品です。

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