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長崎チャンポン

ラーメンではありませんが、九州の豚骨ラーメンに大きな影響を与えたのが「長崎チャンポン」です。

チャンポンは明治の中頃、中国人の陳平順さんが考案しました。明治32年(1899)「四海楼」を開業し、あっさり味の五目湯麺をアレンジしたボリュームと栄養があって安い麺料理を出していました。具材には、ラードで炒めた豚肉、エビ、モヤシ、タマネギ、椎茸、かまぼこなどを使い、これが評判となり「チャンポン」と呼ばれるようになりました。語源は、福建語の「吃飯(チーバン)」(ご飯を食べる)説が有力です。平成12年(2000)には、店舗を建て直し、店内に「ちゃんぽん博物館」を開設しています。

チャンポンが九州豚骨ラーメンに与えた影響は、かんすい麺、白濁スープの浸透とラードの調味料としての使い方を広めたことが挙げられます。

昭和49年(1974)、長崎市内に「長崎チャンポン」のチェーン店「リンガーハット」1号店がオープンし、現在は400店程になっています。

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